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真面目に非常識なことを考える

実践したことを書いています。

今更だが天文時計ASTRODEA(アストロデア)2006リピートモデル買った

アストロデア南天2006年リピートモデル

ASTRODEA
40年近く生きてきて後悔したことはいくつもあるが、その1つはお気に入りだった天体時計コスモサインを盗まれたことだ。(ライトハウス(Lighthouse)コスモサイン)これは文字盤が星図になっている、東京に出てきて最も経済的に苦しい時代に捻出して初めて買った大切な時計だった。
小学生時代に星座や1等星の名前をすべて覚えた天体少年で、中学時代には電動可動式ピンホール型プラネタリウム星図をボールに正確に写し取って制作し、さらにドーム型スクリーンも作り上げた俺としてはどうしても手に入れなければ納得できないモノであった。


身につけているだけで宇宙と一体化したような気分になれて、屋外仕事のときでも日常身につけていた。おかげで文字盤には傷が沢山ついていたが、その傷でさえ愛おしく思っていた。しかしながら外れやすい構造だったため、控室に置いて作業に出た。
戻ってきた時にそのコスモサインが無くなっているのに気がついた。周りの何人かに聞いてみたが誰も心当たりはないという。100人以上のスタッフと共に働く作業だったので全員に問いただすことも諦めた。もうその頃にはコスモサインは完売で何処にも売っていなかった。
平成2年頃(18年前)のことだ。


この半年前(2008年)、そのコスモサインのことを思い出してググってみた。そして、ASTRODEAの存在を知った。


実物を見たくなって、渋谷ロフトで2007年モデルのダークブルーとライトイエロー、月齢モデルそしてカンパノラCOSMOIGNを見せてもらった。「復活したのか」と思うとかなり感動し手にとって10分以上文字盤を眺めたが、簡単に買える価格帯でなかったので思いとどまった。その時前のモデルということで2006年製のアストロディアも見せてくれた。
僕の好みとしては、この2006年リピートモデルという方が宇宙のイメージに合っている気がした。


いつか買いたいと思いながらも「新製品が出なくなって2度と買えなくなったら後悔する」という気持ちが強くなった。
安く買えないかと思って、6月にアウトレットパーク入間のCITIZEN OUTLETにも行ってみたが1割引き程度だった。(2万円台だったら即買いだった)それに2006モデルは置いていないとのこと。


先日8月6日思い余って自転車で行ける距離にある、西東京市市民会館横のCITIZENの売店に行った。
3カ所に電話をして商品の確認してくださった。他の製品であれば最低1割は値引きできるそうだが、これは定価販売しか売らないけどいいかと店のおばちゃんが申し訳なさそうに言ってくれたが、定価で構わないと言い切って注文書に記入した。安売りするような製品であったら買うほうも大事にできない。


その2日後の今朝、連絡を受けて早速取りに行った。
 
ここが、ASTORODERの故郷 アアちょっとうれしい。

バンド調整をしてもらうために開けてみる。やはり美しい。これにしてよかった。万感の思い。クゥ〜悩みから開放された。

大人げないが、購入したシチズンの売店の前で記念写真。
実際に着けてみると、なぜか999の機械伯爵の顔を思い出した。

木箱はずっしりしっかりしてる。そして木目がやっと見える濃緑の塗り。売店で聞いてみたらこんなしっかりしているケースに入っているのは、The CITIZENなど高級ラインの製品だけとのこと。

星図盤は懐かしい。遠目で見ても天の川なんぞが雰囲気出してくれている。

チタン製品は初めて。2007年モデルのステンレスとどっちが長く使えるのか。

設計者の上原秀夫さんのメッセージ <今回は生涯手放しません。美しい時計を有り難うございます。

コスモサインの時はよく外れたバンドがアストロディアになってカッチリ。

文字盤からバンドへのラインが美しい。

選んだのは南天モデル。なぜなら南側の星座のほうが好きなので。

付属品のルーペ これがあるおかげでこの時計をもつ喜びが倍増。


コスモサインを失ってから、1年後に買って10数年間現在もメインで使い続けているタグホイヤーと並べてみた。アストロディアのほうが男っぽい。

バンド調整の道具(付属品)。しかし調整&メンテは今後もシチズン本社に持ち込める。
西東京市に移住して良かった。

マニュアル兼保証書。保証書の販売店欄には「栄商会」の印があった。

サファイヤガラスなので傷がつきにくい。

アストロディアの20倍の値段した結婚指輪でもこんな高級感のある化粧箱に入っていなかった。
計ったら木の厚みだけで9mmもあって重さは500g近くあった。
この重量感と塗りと質感、開け閉めの触感はどこかで感じたことがあるなーと思ったら「アップライト・ピアノ」そのもの。匂いまで同じ。
こんなところにまでこだわりすぎなところも、ますますウレシイ。大事にせんといかんな。

http://f.hatena.ne.jp/toshihar/ASTRODEA/

その後の話 熱血9号「天体はお好きですか?」

後日こんなモノを手に入れた。
[rakuten:kyoeioptics:10001429:detail]

半額の410円だったので買ってみたのだが

実際はもっと鮮明。このサイズでこの大小の星の数はどうやって穴を開けたのか。
星に夢見ていた30年前の思いがここ数日で果たせたような気がした。