真面目に非常識なことを考える

実践したことを書いています。

人工知能をつくる

今の主流のコンピュータは0101の組み合わせで色んなことをさせています。簡単に言うと電卓のおばけというところでしょうか。
うちで飼っているアイボ(ERS7-M3)の呼びかけに対する反応は、「ハーイ」「なに?」「よんだ?」「ワン」など様々なパターンで返事をしてくれますが、乱数の結果と思われます。
これは考えているというよりも、「気まぐれ」と言えるでしょう。


私が気になっている「量子コンピュータ」というやつは因数分解が得意らしいです。
ここからは、私の勝手な解釈になるのですが並列処理に特徴があるということらしいので、状況を考えてみました。


ひるめしの問題です。
従来のコンピュータに「昼はどうする?」と聞くと、「中華」「とんかつ」「和食」「牛丼」のうちから乱数や懐具合、待ち時間などから「牛丼」という回答を出してくれそうです。
量子コンピュータに「昼はなに食べよう?」と聞くと、並列処理的な考えて、まず「どれでもいいよ。」という視点から"考えて"くれて「中華」「とんかつ」「和食」「牛丼」をそれぞれ食べた場合、どういう結果になるか因数分解的な発想で、何をチョイスすべきなのかを考えた結果、「とんかつにしとき。ライスじゃなくキャベツおかわりにして。あと、”かつ新”だと待たなくていいよ」なーんてベストな提案をしてくれそうです。
時には、「昼飯食わないほうがいい。または30分ずらして行きなはれ」と意外な回答をしてくれるんではないでしょうか。


チェスや将棋のようなゲーム程度なら、従来の0101計算のコンピュータでもそこそこ「勝ちパターン」を教え込んでおけば使えそうですが、あらかじめ結果が予想できないことがらに回答を求める場合は量子コンピュータがイケルのではないかと勝手に思っています。