真面目に非常識なことを考える

実践したことを書いています。

警察と民間の温度差

今日、出かけようとしたところ、駐輪場に10年以上愛用の自転車が無いことに気が付いた。
用事に遅れる可能性があったので、探すのを後回しにして駅まで歩いた。
帰りに駅周辺やスーパーを回って探してみたが無く、自転車が置いてありそうなところを求めて少し離れた30世帯位の小さな都営住宅の駐輪場に行ったところ、どういうわけかまさにマイチャリが放置ではなく「置いて」あった。


取った奴は、盗んだという意識は無いんだろう。
いずれにせよ、犯人は私が住む団地か都営住宅の住人かまたは愉快犯か。


近くの交番に届けに行った。
お巡りさんの鈴木さんは熱心に聴いてくれ、同僚に周知しパトロールを強化すると言ってくれた。
しかし、調書や被害届けなどの正式な書類を作らなく、メモを取るだけだ。
コールセンター勤務経験のある私は納得いかなかった。犯罪記録としてデータベース化して分析したりしないのか聞いてみた。


届ける前に見つかったので、被害届けを作る必要はないでしょ。手間になるし。ということだった。
本件、記録をつける前からクローズってことだ。
記録は不要で記憶しときます---ってのが警察の常識なのかいな。覚えとかれてもそのうち忘れると思うよ。
簡単に言うと「見つかって良かったね。同僚にも言っとくわ。アンタも自己防衛してね。以上」って感じ。
職務上あんたらの守るべき街で犯罪が起こったんだから、根本的なところから考えて欲しいよな。


俺としては、西東京市に引っ越してきたとき自転車の防犯登録の住所変更を田無警察までしにいってたらい回しにされたことがあったので、登録番号照会くらいはやって欲しかったし、以前にも俺の自転車が隣接する棟の自転車置き場に無断で移動してあることがあったことも伝えた。
知人に聞いたところこれまで団地内で自転車盗られたことがあるのは私だけではないのでデータベース化して、地域別犯罪傾向くらい調べられるシステムがあることに期待をしていたがどうもそのような民間のカスタマーセンタのCRMのような仕組みは無いようだ。
警察としては違法行為防止のためインテリジェンスな仕組みは無いようだ。
んー税金の使い方間違ってるよ。


警官個人の犯人逮捕の情熱と長年の感や一般人の協力といった20年前の刑事ドラマを地で行ってるんだなあという気がした。(少し前におざわの社長(バイク屋)に貸してもらった「噂の刑事トミーとマツ」DVDでは2人が刑事にも関わらず逃げ出したサルを追ってたなあってアホなことを思い出した。)
こら軽犯罪が増えたら対応できなくなって当然だわな。


ブレーキの指紋を取ってみて、都営住宅のドアノブについた指紋と照合すれば犯人が特定できるんじゃないかと言ったが自転車ドロは現行犯でないと捕まえられないとのこと。
車だとドアを壊したり器物破損でしょっ引くことができるけど、自転車の場合は乗ってる場面でないと捕まえられないらしい。
言い分はわかる。もし自分が誤認逮捕されたらとても迷惑だ。
しかし、オリジナルな対応をして欲しいところだ。駅前に放置してあった訳ではないんだし。
『現場検証したいから、案内して欲しい』って言ってくれたら頼もしいなあと思えただろう。


俺は思う。
軽犯罪をないがしろにするから重犯罪にエスカレートしてしまうんだ。
警察は忙しいって言ってたけど、簡略化できないのか。


不審な人物を見かけたらすぐ110番通報して欲しい。
何か警察の対応に質問はありますか。という発言を何度も繰り返してくれたが、1警官に求めても仕方ないことを俺は考えていた。


警察に言いたいことは「防犯」にもっと力を入れて欲しい。
人が殺されたら命は戻ってこない。俺はそれを恐れている。

効果的な防犯システムを構築する。>>これはスキマかもしれない。

とりあえず俺は俺でバイク用のU字ロックをタイヤにかました。どや盗人。