真面目に非常識なことを考える

実践したことを書いています。

SNSで本名を公開しない

先日、ドコモ勤務時の友人達と久々に飲んだ。
リーダ格のNさんが、会話の中で「mixiの招待状を出したのに、使ってないだろう」とKさんに突っ込んだ。

身近な人がSNSやってるのを嬉しく思った。「私は本名でやってるんで、検索してみてください。」と言った。
Nさんは匿名でやってるとのことだった。家に帰ってエリアや年齢などで検索したがNさんの情報は見つけることはできなかった。


1年くらい前GREEを知り合いから紹介されたのが始まりで、mixiも最近紹介された。
mixiの匿名率が多いことが非常に気になっていた。
SNSの意義は、友達の友達などつながりを辿って行くことで親しみを感じたり、過去の友人を発見したり、交換日記のように人を知ることを深めることだと考えている。


個人情報を公開するリスクを気にしているのか、SNS参加は人の日記や写真や情報を知るためだけに利用しているのか。
道具は確かに好きなように使ってもいい。使い方を強制される筋合いはない。
しかし匿名ならSNSでなくてもブログでいいと思うんだが。


個人的なルールとしては、妻子友の名前を書かないようにはしている。
しかし名前、住居エリアを公開することはそんなに不利益なことなのか。
過敏だ。


私はソフトやサービスを提供する側の人間として、「こう使って欲しい、こう使うべきだ」「提供側はこのサービスの延長上に何を模索しているのか」を真剣に考える。


GREEの創始者の本を読むと「アメリカで流行っているらしいから俺もやってみよう」というのが動機と言うことがわかり冷めてしまった。
しかしながら自分が発信した情報が人に何かしら影響を与えていることを思えるのがモチベーションを感じれるところが継続理由だ。


個人情報保護法もいいが、住民基本台帳が匿名で閲覧できるようなアンバランスな状態で政府は何をしたいんだろう。
SOX法なんて、自治体、官公庁じたいが遵守できないだろう。というか適用外なのかもしれない。


遠回りであっても、犯罪を起こさない人づくり社会を目指すべきだと考えている